泣いた赤鬼
小学生だけじゃなく、新社会人にも読み返して欲しい一冊
| 泣いた赤おに (日本の童話名作選) | |
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あらすじ
主演 …赤鬼
助演 …青鬼
その他 …村人
心は優しいけれど、『鬼』だからというだけで人間に嫌われている赤鬼。 人間と仲良くなりたくて、カナ文字を使ったコミュニケーションを図ろうとするけど上手く行ず、少々荒れ気味に。 そこへ親友の青鬼登場。 青鬼は赤鬼の相談にのって、赤鬼が人間と仲良くなれる方法を授けます。
その方法とは、青鬼が村人に嫌がらせをするから、赤鬼が村人のために青鬼を退治する、というもの。 青鬼が赤鬼のためにヒト肌脱ぎます。
そして青鬼の思惑は見事に当たって、村人は赤鬼に対する誤解を解き、赤鬼は村人と仲良くなりました。
ところが、あの一件以来青鬼はスッカリ姿をみせなくなります。 姿の見えないことに疑問を感じた赤鬼は、青鬼の家へ出かけてみることに…
すると、青鬼の家の扉には一枚の張り紙が…
鬼が教えてくれる友情の大切さ
このお話は、友達想いの青鬼が、自分を犠牲にすることで赤鬼を人間の友達にする、というなんとも切ない話です。 自分の気持ちを優先するあまり、もっとも大切な友を失った赤鬼。 大切な友達のためにと、自分から汚れ役を引き受けて、その友達のためにと自分から身を退いてしまう青鬼。 赤鬼は自分のことを心から想ってくれる友達を失ってから、その大切さに気がつきます。
取り戻すことの出来ない友情。
この『泣いた赤鬼』からは、人の気持ちを察することが学べます。
読書の入り口
親としては、子供に友情の大切さを教えられる絶好の本です。 赤鬼の気持ちや青鬼の気持ちを子供と一緒に考えることで、子供は人の気持ちを知ることが出来ます。 そして、子供だけじゃなく、人間関係に疲れた大人が読んでも、現状を打破するためのヒントがあるように思います。
赤鬼の切ない気持ちを優しい言葉で綴ったこの童話は、出会った人を本好きにしてくれることでしょう。
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